『新プラトン主義研究』

本協会の会誌『新プラトン主義研究』です。最新号を除き、各論文等はPDF形式でダウンロードできるよう、今後、更新して行きます。


『新プラトン主義研究』バックナンバー

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『新プラトン主義研究』第12号

シンポジウム 「プラトンから新プラトン主義へ−–永遠と時間をめぐって−–」
小浜 善信(司会)  「永遠と時間」
納富 信留 「プラトンにおける時間と永遠––『ティマイオス』37–38C––」
金澤 修

「中期プラトン主義者の時間論
––アッティコスにおけるプラトン解釈の構造 ––」

岡野利律子 「プロティノスにおける永遠と時間」
   
論文
田中 佳佑 「フィチーノ『大ヒッピアース摘要』にみる優美の存在論」
中西 恭子 「ユリアヌス「神官宛書簡断片」にみる聖域と神像の意義」
北川 恵

「魂の帰還における理性の働き––初期アウグスティヌスの学問論と
 新プラトン主義思想との比較において––」

高木 駿

「シェリング『自我について』における新プラトン主義的思想との再検討へ––最初期のシェリングの「上昇」概念を契機として––」

石井砂母亜

「『無の自覚的限定』における時間論とプロティノス
––田辺の西田批判とその応答を手がかりに––」

   
翻訳
新プラトン主義文献翻訳研究会関西部会 「プロクロス『摂理をめぐる十のアボリアについて』訳注(I)」
Summaries

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『新プラトン主義研究』第11号

シンポジウム 「プロクロスの影響史−中世から近代−」
根占 献一(司会)  「プロクロスとクザーヌス、フィチーノ、そしてヘーゲル」
佐藤 直子 「クザーヌスとプロクロス −「絶対的同一者」の概念を中心に−」
伊藤 博明 「プロクロスとフィチーノ −『プラトン神学』と『パルメニデス注解』をめぐって−」
伊藤 功 「ヘーゲルとプロクロス」
   
プロティノス・コロキウム
堀江 聡 「プロティノス第六論攷「魂の肉体への降下について」」
   
論文
西村 洋平 「プロクロスにおける穢れなき魂の存在論的位置づけ」
金澤 修 「数的なイデアとは何か? −イアンブリコスにおける魂と数学の関係を巡って−」
伊藤 春美 「プロティノスにおける幸福な生と永遠」
岡崎 文明 「プロクロス哲学における存在者の三一と基本体系」
小手川正二郎 「〈存在の彼方〉の痕跡 −レヴィナス哲学におけるプロティノスの「痕跡」−」
   
翻訳
近藤 智彦・田子多津子 「プロクロス『摂理、運命と自由について』(後)」

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『新プラトン主義研究』第10号

シンポジウム 「プロクロス 神学綱要 とその影響作用史−中世まで−」
岡崎 文明(司会) 「『神学綱要』と中世哲学」
堀江 聡 「プロクロス『神学綱要』の活動還帰と実体還帰」
藤本 温 「『原因論』と一三世紀のスコラ学」
山崎 達也 「ベルトルトにおける『神学綱要』受容の問題-ディートリヒ知性論との連関を中心に-」
   
プロティノス・コロキウム
中村 公博 「『エネアデス』VI 4 [22] についての一考察-一四章以降における二つの「われわれ」論に基づいて-」
   
論文
岡崎 文明 「プロティノスにおける一と多-『エネアデス』V 3[49],10-15 を中心に-」
西村 洋平 「プロティノスにおける「思考」(dianoia)の問題」
三宅 浩史 「トマス・テイラーによるプロティノス受容研究-テイラー(初期)の業績に基づいて-」
土屋 靖明 「ベルクソンにおける美的情動としての性愛-新プラトン主義の思想史的源流を意識して-」
 
翻訳
近藤 智彦・田子多津子 「プロクロス『摂理、運命と自由について』(前)」
プロホドス[recto] 「イアンブリコス『普遍数学論(ピュタゴラス派集成 第三論攷)』(I)」
プロホドス[verso] 「プロクロス『悪の存立論』(第一章〜第二八章)」
   
新プラトン主義協会研究奨励賞選考委員会
「第1回 新プラトン主義協会研究奨励賞 受賞作講評」

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『新プラトン主義研究』第9号

シンポジウム「ストア哲学と新プラトン主義」
樋笠 勝士(司会) 「ストア派の哲学とプロティノス」
近藤 智彦 「ストア哲学と新プラトン主義の間-プロクロス『摂理について』から-」
山口 義久 「ストア派とプロティノスにおけるアパテイア-内面の自由をめぐって-」
中川 純男 「魂のロゴス的部分」
   
論文  
土橋 茂樹 「バシレイオス『聖霊論』におけるプロティノスの影響」
河野 一典 「アウグスティヌスの創造論におけるギリシア哲学概念の変容-永遠・時間と形相・質料-」
岡野利津子 「前期西田哲学のプロティノスへの接近」
田中 龍山 「プロティノスと懐疑主義」
小村 優太 「イブン・シーナーによる『アリストテレスの神学』注解について」

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『新プラトン主義研究』第8号

シンポジウム「17世紀哲学とプラトニズム」
名須川 学 「デカルトとルネサンス・プラトニズム」
相馬 伸一 「コメニウスにおける新プラトン主義的諸相」
   
プロティノス・コロキウム
植田かおり 「プロティノスにおける魂の両義的規定の意味-『エンネアデス』IV2(4)の解釈-」
   
論文  
名須川 学 「デカルトにおける“mens”概念について」
伊藤 春美 「プロティノスの幸福論における観照の位置づけとその意義-『エネアデス』I 4(46)、I 1(53)を中心に-」
比留間亮平 「ピコ・デラ・ミランドラにおけるプラトン主義理解とその影響」
中村 公博 「プロティノスの気概論-『エネアデス』IV 4(28)-」

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